せっかく契約をしていざ入居をしようと思っていても汚いとなれば気持ちも滅入るものです。
やはり綺麗な部屋に入居をしたいので、掃除を自分でしようと思っている方もいるかもしれません。
また自分で清掃業者に依頼をして掃除をする方もいますが、この場合入居前にするべきことがいくつかあると思います。
そのまま入居をしてしまうと損をするので、必ず入居前に以下の対応をするようにしましょう。
契約前に指摘をするべき
この場合理想としては
「契約前に部屋の清掃が必要なことを指摘するべき」
といえると思います。
入居前であれば、自分が汚したわけではないことは明らかです。
ですので
「あなたが汚したのでしょう」
といったような反論をされる余地もありません。
しかし入居をしてしばらく生活をしてしまうとこのようなことも大家から言われてしまうこともあります。
この場合、自分の入居前から汚れていたという証拠がなければ抗弁しても議論は平行線になることも多いです。
契約前であれば入居をしてほしいという下心もあって、清掃を指摘すればかなりの確率で対応してくれたのではないかと思います。
契約後でも清掃を指摘することはできるか?
しかし契約をしてしまったといった段階でもまだ行えることはあります。
まだ入居をしていないという段階では
「清掃を依頼する」
ということも伝えていきましょう。
それだけ汚れているのですから前の住人の敷金を受け取っているはずですので、お金がなく掃除はできないといったことは許してはいけません。
またすぐに日付の入るデジカメなどで汚れている箇所は写真を撮っておきましょう。
将来的にはまたその賃貸住宅から引越しで退居する日が来ます。
部屋が汚いというような大家であれば、敷金を不正に返還しないということも十分に考えられます。
しかし日付入りの写真という証拠があれば、傷や汚れを前の住人か自分がつけたのかははっきりとするはずです。
畳や障子など自然な日光で経年劣化することはよくあることで、それも現状回復の一部と法律を知らない大家もよくいます。
そのような場合には写真と以下のページにもあるような法律論で対抗していかないと損をしてしまいます。
参照
まだ入居をしていないという今からでも、また入居して数日経過しているとしても必ず自分で費用や時間を使って掃除しようと思わずに正当な主張は行って良いと思います。
大家と言い合いなどをして心証を悪くすれば将来的にまずいのではないかと思う方もいるかもしれませんが、そんな心配はいりません。
所詮は契約という書類一枚の関係ですし、ちゃんとしていない大家は何も言わなくても違法なことも言ってもきます。
ですので自分の正当な主張はどんどんと言っていくくらいでも良いのです。
参照
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