引越し業界では見積もりから契約という流れがあります。
そのため見積もりをしてもらうことは売上を上げる上での生命線といっても良いです。
この対策として見積もりを取るとプレゼントが無料でもらえるというような業者もあるわけですが、無料でもらえるということにつられて見積もりを取ると後で大変な思いをしてしまうこともあります。
引越しの見積もりとクオカードの負担
今回は特にクオカードを見積もり時にもらえるというキャンペーンに絞って紹介していきます。
その内容としては
- 見積もりを取るとクオカードが無料でもらえる
- 見積もり後に契約はしなくてもクオカードがもらえる
というような内容もあります。
仮に契約する気がなくても見積もりを取ればクオカードがもらえるのでお得感もあるわけですが、クオカードは誰がどのように負担するのでしょうか?
1ついえるのは資本主義の世界ではフリーランチというのは存在しないということです。
つまり引越し業者がそのクオカードの費用を負担することはありません。
- 顧客が支払う
- あるいは今回契約となるとその費用に上乗せされる
というように顧客側からは見えないものの知らない間に負担するようになるわけです。
1つめの顧客が支払うということについては
- 直前の顧客がクオカードの費用を上乗せされた費用で引越しした
- そのクオカードを受け取るものの、契約すれば次の顧客のクオカードの費用が上乗せされる
というように順番にクオカードの費用については別の人の分を負担させられるというようなシステムになっています。
見積もりでクオカードがもらえる業者の特徴とは?
引越しでは見積もりから契約というような流れがあることはすでに紹介しました。
ただ他の業界よりも見積もりを取ってもらうとそのまま契約という流れになりやすい業種といっても良いです。
そのような理由もあってクオカードのようなキャンペーンを見積もりで用意する業者は契約を迫るところが多少強引なところもあります。
女性1人だと自宅内に業者の担当者と相対するので多少怖い感じがするような業者もあるかもしれません。
引越し業者としては見積もりを取ってもらってクオカードをプレゼントする段階で損失が出るので、多少強く契約を迫るということも資本主義では仕方のないところかもしれません。
純粋に見積もりをしたときの雰囲気などで業者をゆっくりと選定していときにはクオカードなどのプレゼントのない業者を呼ぶほうが良いというわけです。
クオカードと一括見積もりのデメリット
引越しの見積もりというときに1社ずつ取っていくという方法と、一括見積もりといった方法もあります。
- 複数の引越し業者の登録しているサイトで一括見積もりの申込みをする
- その中で条件の合う業者だけ見積もりを取る
というシステムが多いのですが、この一括見積もりでもクオカードのようなプレゼント制度のあるところもあります。
クオカードのもらえるタイミングはサイトに一括見積もりをした段階で、実際に受け取るのは引越し後というようなこともあります。
ただやはりトラブルもあって
- 引越し後のクオカードの申請を忘れてしまう
- そもそもクオカードの申し込みの場所がサイト上でわかりにくくなっている
というようなこともあります。
やはり一括見積もりでも同じく、クオカードの無料プレゼントというのは業者に負担をかけているわけです。
フリーランチというのはないので。
- クオカードは一括見積もりサイトに登録している引越し業者が負担している
- 一括見積もりサイトが負担している
といったところもあるので同じく契約が強引だったり、見積もりの予約を強引に入れられてしまうというようなこともあります。
冷静に引越し業者を選択するのであれば一括見積もりにしてもあえてプレゼントの何もないところでするのも有効的といえます。
参照
引越し業者はクオカードのようなプレゼントを狙うよりも見積もりの方法をうまく使って自動的に最安値に持っていくというほうが賢いといえます。
詳しくはこのページで解説していますので、賢く簡単に安くなる方法で見積もりは行うようにしていきましょう。
最安値の引越し社を簡単に探す方法
- 一括見積もりをする
- そのうち3社を自宅で荷物量を見てもらいながら正式見積もりをする
- 1社と契約する
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