一般に業界的、または日本の習慣的にいえば
「引越し日とは旧居の荷物を搬出する日のこと」
を指します。
通常、新居が近い、もしくは搬出と搬入を同日にするという引越しが多いので引越し日とは搬出と搬入の両方を指すように言われますが、そうではないということです。
新居への荷物の搬入日は厳密にいえば引越し日ではないということです。
引越しでは「引越し予定日」を入力することがありますが、この点は注意が必要です。
引越し日が重要な理由
引越しでは費用がタイミングによって大きく変動します。
繁忙期(3、4、8、10月や週末など)には高くなり、閑散期ではその半額以下となることも少なくありません。
遠方の引越しの場合、搬出日と搬入日とが別の日になることも多いです。
搬出と搬入とが別日の場合、両方をできれば繁忙期から違う時期に設定するほうが費用的には安くなります。
搬出を見送って、迅速に移動を開始しても荷物に追いつけないということは少なくありません。
参照
新居の鍵を業者に渡したり、業者のトラックに自分たちも乗って移動するということはできません。
そのため新居に荷物が届いても鍵を開けて荷物の搬入を行うことができません。
このような場合、
- 新居に事前に家族の誰かを荷物の受取りのために待機させておく
- 自分たちが到着するまで荷物を一旦引越し業者に預かってもらっておく
という方法を採用します。
また住居の建て替えの場合にもこの荷物の預かりという方法はよく採用されています。
費用を安くすることと搬入日の設定
上記のように繁忙期が費用が高くなると記載しました。
もう1ついえば
「搬出日と搬入日は同日に設定するほうが費用は安くなりやすい」
といって良いでしょう。
しかし遠方の場合、同日にしたくてもできないこともあります。
だいたい新居と旧居とが250キロ程度離れていると別日に設定しなければいけないことが多いですが、細かくは引越し業者によってこの距離は若干違っているようです。
たとえば僻地や地方によってはこれよりも距離が近くても別日になることもあります。
参照
「地方での引越し作業では提携会社に再委託することもあるのか?」
ただしもし可能であれば疲れることはありますが、できるだけ同日に搬出と搬入は行うほうが安くなるので、設定は同日にするということでも良いと思います。
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