たとえばAという引越し社と契約をしたとします。
しかし自宅が地方でかつ僻地というような場合に、その引越し社の営業所からかなり距離があるようなこともあります。
この場合、契約をした引越し社ではなく、再委託の提携業者による作業になるのかどうかということを気にする方もいます。
地方や僻地での引越し作業の担当
まずトラックで当日はスタッフが来てくれます。
まず大手の引越し社の場合、このトラックは自社トラックであることが多いです。
当然、外にはその引越し社のマークが入っています。
近所などの関係で社名を隠したい場合には、あらかじめ要望をすればマークのないトラックにしてもらうことも可能です。
参照
「トラックに社名が入っていない車両で引越しを行ってもらいたい」
スタッフもまず自社社員と考えて良いでしょう。
中には多くの場合、1名は正社員が含まれています。
作業を注意して見ていれば、そのリーダー的存在が誰かはよくわかるはずです。
スタッフが数名という場合には、中にはアルバイトの方も含まれていると思います。
本当は正社員のみの引越し作業でお願いしたいと思う方もいるかもしれませんが、昨今の引越し費用の下げ圧力で人件費の高騰は厳しいものがあり現実的には無理だと思います。
参照
提携業者に再委託する引越し作業は?
では完全に自社によって遂行される部分しかないのかといいますとそうでもありません。
ケースによっては見えない部分で提携業者に委託される作業もあります。
一番多いものとしては
「長距離運送での荷物の搬送」
です。
上記で説明しましたように、旧居と新居にスタッフとして来てくれる人はそのほとんどは引越し社本体のスタッフです。
そして荷物を搬出して、提携先の業者の配送センターに持っていきます。
あとは荷物の量が揃ったときに一括で新居の方向に配送を開始します。
長距離の引越しの場合、効率も考えてこのようなシステムを採用しているところもあります。
引越し社の再委託の理由
上記でも少し記載しましたが
「費用とコストの関係」
が一番大きな理由となっています。
引越し社本体も社員の数は案外少なく、繁忙期にはアルバイトの人数が急増します。
本当は全員社員で作業をすればもっと良いのかもしれませんが、そうもできない経済的事情もあります。
再委託もこれと似たような事情があって、雇用するよりも他の業者に任せてしまったほうがコスト的に有利となっています。
建設業などもそうですが、何でも自社で賄おうとすれば経営が苦しくなってくるということで仕方がないのかもしれません。
ただし上記にも記載しましたが、引越しを依頼する人には再委託をしている業者の姿はほとんどの場合には見えません。
またトラックも自社トラックであることがほとんどで再委託であることは判断できないことが多いといえます。
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