家族引越しでは家族数が増えると基本的には荷物も増えるので引越し費用は高くなる傾向があります。
引越しでは見積もりを取りますが、
- いきなり引越し社に見積もりを取る連絡をする
- 1社ずつ見積もりを取る
- よく引越し費用の相場を知らずに見積もりを取る
という場合にはたいてい相場よりも高い金額で契約をしてしまうので損をすることになります。
今回は引越し社が嫌がるような値下げせざるを得ないような家族引越しでの見積もり方法について解説をしておきたいと思います。
家族数による引越し費用の相場
引越し費用というのは
- 引越しのタイミング
- 荷物量(トラックの大きさ、台数)
- 引越しスタッフの人数
- 移動距離
というような要素で高くなったり安くなったりしてきます。
家族数が増えることで高くなるのは荷物量とスタッフの人数の項目です。
近距離(県内など) | 中距離(隣県など) | 長距離(地方をまたぐ) | |
家族2人 | 8万前後 | 10万前後 | 12万前後 |
家族3人 | 9万前後 | 11万前後 | 13万前後 |
家族4人 | 12万前後 | 14万前後 | 16万前後 |
家族5人 | 20万前後 | 22万前後 | 24万前後 |
とおおむねこの表の数字が家族引越しでの相場といえます。
詳しくは以下のページで数字の根拠や計算方法について解説をしています。
参照
家族引越しでいきなり1社に見積もりを取ろうとしてはいけない理由
冒頭でいくつか家族引越しの見積もりで失敗しやすい理由について説明をしました。
- 同時に引越し社には複数の業者にコンタクトする
- 自分の家族数などで費用相場を知っておく
ということが家族引越しで相場よりも高い費用で契約しないコツといえます。
ほとんどの人は何となく知っている引越し社や、近い引越し社にいきなりコンタクトをします。
少し考えてもらうとわかりますが、引越し社からすればライバルがいない状態です。
引越しの見積もり担当もライバルがいないのでノルマをこなそうとここぞとばかりに吹っ掛けます。
ひどいケースでは相場の倍程度の家族引越しの見積もりも知っています。
もはやこれは見積もりでないですが、実際には巷にこんな損をしているケースがたくさんあります。
家族引越しでの見積もりについては後述する内容を必ず守ってほしいと思います。
また高いかどうかの判断としては上記に記載しました表からざっくりとでも良いので判断できるようにしておいてほしいと思います。
家族引越しで見積もりを利用して引越し費用を安くする方法
引越し業界というのはある意味で変な業界です。
というのも大手ほど変なライバル心を持っていて、その引越し業者の見積もりの費用を見せるとすぐに費用が安くなるというところもあるのです。
たとえば
- A社 15万
- S社 18万
というような順番に家族引越しで見積もりが出たとします。
A社とS社とが強いライバル心を持っていると、S社の見積もりでA社の見積もりを提示するだけで即座に14万5千円などと安くなります。
そしてさらに14万台となったS社の見積もりをA社に提示すれば13万台などと安くなる場合もあります。
つまり何が言いたいかといえば、
「引越し業界のライバル関係をうまくついた見積もりの取り方をすれば簡単に安くなる」
ということがあるということです。
引越しでは業界の痛点をついた見積もりを取らないと簡単に最安値であったり、相場よりも安い見積もりは出てきません。
- 3社候補の引越し社をピックアップする
- ある特定の順番に並べて順に見積もりを取る
- 最後に契約したい引越し社に3つの見積もりを提示する
とこのような流れで家族引越しの見積もりを取れば最安値で契約することができます。
2つめの順番というところがミソになっています。
この点について以下のページで詳しく解説をしていますので、家族引越しで見積もりを取ろうという場合には絶対に押さえておいて欲しい内容となっています。
参照
最安値の引越し社を簡単に探す方法
- 一括見積もりをする
- そのうち3社を自宅で荷物量を見てもらいながら正式見積もりをする
- 1社と契約する
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