家族数が多ければ荷物量に影響してきます。
引越しの費用を決めるのは
- 引越しのタイミング
- 荷物量(トラックの大きさや台数)
- スタッフの人数
- 移動距離
というようなものがありますが、今回は近距離と長距離に分けてシュミレーションをしてみます。
家族引越しでのトラック費用の相場
トラックにはおよそ以下のように部屋数や広さによって基準があります。
- 2トンショート 1Kや2K
- 2トンロング 2K、2DK
- 3トン 荷物が多い2K、2DK
- 4トン 3K
- 4トンロング 荷物の多い3K
- 10トン 5人家族など
家族数によってトラックが大きくなるというよりも、家族数が多くなってその分荷物がある程度比例して多くなるので大きなトラックが必要となるということです。
2トンショートは2万程度、2トンロングは3万5千円ほどで、あとは1トン=2万円というような相場となります。
つまり3トンなどだと6万のトラック費用となります。
参照
「プロの計算!引越しでトラックが足りない、不足をなくす計算目安」
スタッフの人数の費用相場
荷物量が増えればやはり引越し作業も増えるのでスタッフの人数も多く必要となってきます。
スタッフの人件費は1人あたり7500円から8000円といったところです。
各社配置するスタッフの人数はばらばらですが、目安とすれば家族数にプラス1人から2人ほどのスタッフを必要とする場合が多いです。
そのためたとえば家族数が3人の引越しだとスタッフは4~5人必要となりますが、この場合のスタッフ費用の相場としては
「3万~4万弱」
などとなってきます。
引越しの近距離と長距離での費用の違い
冒頭のように移動距離も重要な要素となります。
これも各社相場は違いますが、
- 県内 長距離加算なし
- 県外 2万など長距離加算がつく
- 地方をまたぐ 4万などの長距離加算となる
というようになります。
近距離か長距離かよりも引越し費用に影響するのはタイミング
上記のように見積もりのときに行われるような計算はあるわけですが、ぶっちゃけていいますと引越しのタイミングが最も費用に影響してきます。
「3月下旬から4月上旬」
は1年で最大の繁忙期で引越し費用はその他の時期の3倍超ともなります。
細かい交渉テクニックもありますが、タイミング調整をすることが最も大きな効果を発揮する場合もあります。
近距離と長距離の引越し費用の相場を整理
上記を整理していきます。
近距離(県内など) | 中距離(隣県など) | 長距離(地方をまたぐ) | |
家族2人 | 8万前後 | 10万前後 | 12万前後 |
家族3人 | 9万前後 | 11万前後 | 13万前後 |
家族4人 | 12万前後 | 14万前後 | 16万前後 |
家族5人 | 20万前後 | 22万前後 | 24万前後 |
およそですがこのような感じになります。
ただし重要なことは繁忙期かどうかということですが、繁忙期では上記の価格の3倍にもなりえるといえます。
つまり家族5人で長距離となれば車の購入費用ほどもかかってくる計算になります。
参照
家族引越しで見積もりを利用して費用を安くする方法
家族数が多くなれば上記のようにジワジワと引越し費用も高くなります。
特に家族数が多い場合には何とか費用を安くしたいと思うのは自然なことですが、その方法は
- 繁忙期から引越しをずらす
- 引越し業界のライバル心を利用して見積もりをして値下げを言わせる
というような方法があります。
よくネットでも引越し費用が安くならない、また高いと言う人がいますが、それは専門的な方法を知らずに引越しをしているからです。
方法さえ知ればまったく同じ引越しでも何割か安くすることは可能です。
- 3社候補の引越し業者をピックアップ
- ある特定の順番にその3社を並べて順に見積もりを取る
- 最後に契約したい引越し社に3つの見積もりを見せる
というような方法となります。
この方法はやや説明が必要なので以下のページを見て欲しいと思います。
参照
最安値の引越し社を簡単に探す方法
- 一括見積もりをする
- そのうち3社を自宅で荷物量を見てもらいながら正式見積もりをする
- 1社と契約する
入力は1分で手軽に業者を比較して見積もりができます。
さらに引越し達人で引越しをすれば最大で55%オフの特典もあります。