ただ荷物を運ぶという場合にはどちらも運べるという点では同じ機能といえます。
ケースによっては宅配便のほうが何割か費用が安いということもありますが、宅配の場合には、運搬中にいくつか心配なこともあります。
今回は引越しということにおいて、宅配便は実際のところどうなのか?についてまとめておきたいと思います。
引越し社と宅配便との違い
冒頭でも紹介しましたが、荷物を運ぶという点ではどちらも同じです。
ただし宅配便の場合には
- 運搬は他の人の荷物と一緒に運ぶ
- 家電など大きな荷物を運ぶ場合には引越し社よりもかえって高くつく
- 見積もりはあったとしても電話見積もりが中心
といった違いがあります。
運搬中の事故や損傷もないわけではありませんが、貨物保険に加入しているので補償はあります。
この点は引越し社に依頼することと違いはありません。
また他の人の荷物と一括して運ぶということですが、このシステムが宅配便の安さの理由でもあります。
引越し社の場合、個人ごとにトラックを用意してもらって、その人専用にトラックを走らせます。
そのためコストがかかるので、宅配便よりも高くなります。
宅配便の場合、他の人の荷物と一緒に一括で運ぶのですが、特に危険性はありません。
他の荷物と混ざるということを指摘する人もいますが、あまりそのようなことはないと思います。
こうして見れば宅配便はメリットしかないというように思ってしまいますが、そうでもありません。
以下で紹介していきますが、依頼する人の荷物量などによっては引越し社よりもかえって高くつくということもあります。
宅配便で安く引越しできる人とは?
上記をまとめますと
- 荷物がすべてダンボールに収まる人
- ダンボールも10個程度以内の人
- 単身で引越しをする人
というすべてに該当する人については宅配便のほうが何割か安くなるといえるでしょう。
ダンボールだけであっても10個以上となる場合も、宅配便ではダンボールの数によって料金が課金されていきますので、かえって高くつくことになります。
これを見ればわかりますが、
- 大きな荷物
- 冷蔵庫、洗濯機
- 家具
- タンス
- 荷物量が多くダンボールの数が多い
このような状態であれば宅配便はあまり適していないといって良いと思います。
そのため引越し社と契約をし、安くするという交渉によって費用を下げることを考えていきましょう。
この場合、いきなり1社の引越し社とコンタクトをとってはいけません。
足元を見られて引越し費用が高くなる傾向があるからです。
一括見積もりをして、3社程度を候補として自宅で見積もりをしてもらいます。
そしてこの3社の並び方を特定の順番にして、値下げ交渉をしていきます。
交渉といっても特に複雑ではなく、他社の価格を伝えて断るような素振りをすれば自然に価格は下がっていきます。
一般の方でもすぐにできるように以下のページでできるだけわかりやすく解説していますので、参考にして欲しいと思います。
参照
最安値の引越し社を簡単に探す方法
- 一括見積もりをする
- そのうち3社を自宅で荷物量を見てもらいながら正式見積もりをする
- 1社と契約する
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