- 全積み
- 積み切り
と大きく分ければ2種類が引越しにはあります。
一般の方からすれば意味もわからないということが多いと思いますが、両方の意味を知って契約をするほうが良いと思います。
特に積み切り契約の場合、話が違うとなりやすいといって良いでしょう。
積み切りと全積みの違い
まずこの意味ですが、
- 積み切りとは、引越し社のトラックに載る分だけ運んでくれますが、その他は自分で運ぶということ
- 全積みとは、引越し社が荷物をすべて運搬すること
です。
要するに引越し社のトラックが一杯になったときに、残りの荷物をどうするのかということで違いがあるということです。
全積みの場合、引越し社が別の追加のトラックを応援に手配してくれます。
しかし積み切りの場合、自家用車などで対応することになります。
積み切りと全積みの費用
結論からいいますと
「積み切りのほうが安い」
ということがいえます。
そのため積み切りで契約をする方も多いのですが、かえって高くついたということもあります。
この点についてデメリットで紹介します。
積み切りのデメリットとは?
あらかじめ回してくれる引越し社のトラックはトン数が決まっています。
たとえば2トントラックをお願いしたとすれば、全積みの場合よりも載せる荷物が少なくなることもあります。
積み切りでは「載らない」荷物は運搬しなくても問題ありません。
ですので余裕を持って載せて、荷物をなるべく破損しないようにあえて空間をあけて運搬するということもあります。
積み切りと全積みとでトラックの収納方法がやや違うこともあるというのは盲点だと思います。
この場合、残りの荷物が出ることもありますが、
- 自分で運ぶ
- 引越し社に契約変更を申し出でトラックを追加する
などという方法もあります。
しかし追加したトラックは当日に急遽用意することが必要ですし、またそれだったら初めから大きめの4トントラックで全積みで契約しておいたほうが安いということは非常に多いです。
このように積み切り契約をしたばかりにかえって引越し費用が高くなるということはよくあることです。
見積もり時の説明不足でトラブルも多い積み切り
「○トンでまずすべての荷物は載ります」
ということで安く上げたい施主に営業はこのような説明をして契約をすることは多いです。
しかし営業と当日の作業員とでは考えは違います。
そして実際に当日になってみれば載らないということはよくあります。
見積もりのときと話が違うと作業員と施主とでトラブルになることもよくあります。
引越しは希望に溢れたことでもあって、あまりこのようなことでトラブルになるのも気持ちが良いものではありません。
積み切り契約をしてはいけない?
上記のようにいろいろとデメリットがあるのが積み切りです。
もちろん家具や大型家電が少ない、または単身といった場合では積み切りで十分なこともあります。
すべての場合で良くない契約とは言いませんが、家族の場合には全積みで契約をするほうが良いと思います。
全積みで契約する場合には、一括見積もりを行うことで費用を安くするテクニックがあります。
これをうまく活用していくと良いでしょう。
参照
あと積み切りで契約する場合には、積み切れないときにはどうなるのかはよく確認しなければいけないことだと思います。
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