多くの方は新居を選ぶときには昼や朝など明るい時間にしかチェックをしないと思います。
しかしこのような新居の選び方では入居後で後悔するということはよくあります。
今回は新居の時間帯、季節といった要因で環境が変化することで生活環境が悪化することもあるということについて記載しておきたいと思います。
近くに神社がある
これはある方で実際にあった話です。
閑静な住宅街に新居を構え、引越しして数か月は非常に満足して生活をしていました。
近所との家と家の距離も広く、生活音も気になりません。
また自分たちも夜に少々音を立てても近所迷惑にならないということで自由に生活をしていました。
しかし春になり、近くの神社の参拝者が毎日家の前を朝から夕方まで歩くようになりました。
ときには車庫から車を出すのも大変なくらいで、参拝者が多い季節には次第に外出する気持ちを失うようになったようです。
ときに参拝客に家の庭にごみを捨てられることもよくあり、神社があることをもう少し考えれば良かったと思うようになったようです。
近くに倉庫がある
これも実際にあった話です。
新築の住宅を建てて、ようやく完成し入居をするようになりました。
家の裏に倉庫があるのは最初から気になっていました。
夏になり、付近の若者が毎日夜までだんじりの笛の練習をするようになったようです。
これは大阪の話ですが、地域によっては夏の祭りなどが盛んで非常に騒音が激しいこともあるかもしれません。
しかし伝統的に何百年も続いてきた祭りで抗議などをしても到底受け入れられる雰囲気もなく、夏場の夜は出かけることも多くなったようです。
家にいるとノイローゼ気味になるので家にいれないといっていました。
夜にバイクが走る
これもよくあることです。
駅が近い、通りに面した住宅に引越しをすればとても便利で、昼には特に問題ないようにも思えます。
しかし毎日とは言わないまでもしばしば珍走団が爆音を立てて走るようになり睡眠障害になるようなケースです。
参照
近くに救急車がよく走る
近くに病院があったり、消防署があっても救急車が夜中に走るということもよくあります。
命がかかっている人もいるので抗議することもできませんが、出動のたびに夜中にも目が覚まされるのも結構きついものがあります。
近所の人がピアノを弾いている
私も経験がりますが、ピアノの騒音はすごいものです。
たまに新聞などでピアノの騒音でマンションで殺人やトラブルなどはあります。
弾いている本人はただで曲を聞かせてやっているといった意識を持っている人もいるようですが、この騒音で悩まされる人にとにとっては結構深刻な問題です。
殺人事件が起こることも無理はありません。
最近では抗議した程度でピアノ演奏をやめたり、防音装置をつけたりといった謙虚な人ばかりではないのでこのあたりもよくチェックしたいところです。
(防音装置をつけても完全にピアノの音は防ぐことはできず隣人からはやはりうるさいと感じるようです)
新居に入居してから後悔するのは大変
よく悩み相談をされるのはこんなケースが多いです。
こうして文章で紹介すれば大したことのように思えないかもしれませんが、本人にとっては
- 今すぐ隣人を殺したい
- できればすぐに引越ししたい
- 睡眠障害やうつになってノイローゼ気味
といった生活の基本から破壊されているようなケースもありました。
このようにならないためにも新居は近くに多くの人が季節によって押し寄せる施設がないか、夜も環境的に問題ないか、常識のない人が近所にいないかといったことをチェックするのは非常に重要なことだといえるでしょう。
面倒だからと数千万の家を昼の1回のチェックだけで購入してしまうとその後の人生が狂うということも最近ではよくあることです。
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