中古物件の排水管の清掃は業者に依頼するべきか？

新築の場合はともかくとして、中古物件を購入し排水管が気になってしまうということはあるかもしれません。

水道関係としては

の2つがありますが、この2つをどのように掃除すれば良いのかについてまとめておきます。

給水管の掃除

通常は給水管を掃除するということはあまり行わないと思います。

汚れの原因としては

といったような物の付着が考えられます。

しかしそこまで深刻ではなければ中古物件に入居をし、すぐに水道を流すだけでもホコリが流れてそこそこ綺麗になります。

通常はこのような対応だけでも十分だと思いますが、まだ気になる方は専門の給水管の清掃業者もあります。

ネットで「給水管　清掃」などと検索するといくつか業者がヒットするはずです。

これはオゾンなど専門的な技術で元から掃除をしてくれるのですが、費用としては5万円から10万円程度が必要となってきます。

費用はこのようにかかってしまいますが、家中の給水管を清掃できるのでかなり清潔感はあります。

業者の横で見ているとわかりますが、サビなどが大量に水と一緒に出てきて、水道管とはこんなに汚れているのかと愕然とするかもしれません。

普段はこのような給水管で運ばれてきた水をみんな飲んでいるのです。

給水管ともに排水管の汚れも中古物件であれば溜まっている可能性も高いです。

飲み水ではないので給水管のように神経質になる必要もありませんが、以前の住人の髪の毛などが大量に残っているとやはり気持ちは良くありません。

この排水管も業者に依頼することもできますが、飲み水ではないので自分で行うと良いでしょう。

塩素系の洗剤が市販でも販売されているので、それを排水管のふちにたらします。

しばらく置くと中に詰まったゴミが塩素で溶かされて汚れはかなり取れます。

また大きい物に関しては直接手袋をして取り去ることも必要なこともあります。

まれにその家の構造的に害虫がよく出るということもあります。

排水管はともかく、給水管にもこの害虫の死骸があるということも危惧する方もいます。

実際に害虫が確認できるという場合には専門の業者に依頼をしたほうが良いかもしれませんが、それ以外ではそこまで神経質に気にする必要もないと思います。

確率的には害虫がいることは多くはないので、存在を確認できたときには対応するということで問題ないでしょう。

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