よく相談されることで
「貯金がどの程度ないと引越しできないでしょうか？」
ということがあります。
たしかに引越しでは費用はいろいろと出てきますが、そこまで神経質になる必要はありません。
賃貸住宅と貯金額
入居するときに敷金などがかかってきます。
大家のほうも当然その後の家賃の支払いが滞ると嫌なので、入居予定者がどのような収入や資産の状況かは神経質になります。
- 現在の収入
- 資産（貯金もここに含む）
と大きく2つに分けることができますが、大家の場合にはこのうち資産ではなく現在の収入を気にすることのほうが多いようです。
あまり
「今の貯金額はいくらありますか？」
といった質問をされることはないと思います。
参照
こちらのページにも関連する話をまとめていますが、この水準以上となれば入居させてもらえないといったこともあるようです。
引越し費用と貯金額
いざ新居が決まってもまだ費用は発生していきます。
まず出てくるのが引越し社に支払う費用です。
これは
- 引越しのタイミング
- 荷物量
- 移動距離
が特に大きく影響してきます。
タイミングとしては繁忙期にあたる3、4、8、10月は引越し費用は倍以上に跳ね上がることも少なくありません。
このような時期を避けて平日などに行えば相当に節約できると思います。
その他、引越しでは一括見積もりをしていくことで費用を安くするような方法もあります。
これについては詳しくは以下のページでまとめていますので参考にしてみてください。
参照
このような方法を採用すれば貯金額はあまりなくても引越しは行えます。
繁忙期といったときにはケースにもよりますが、50万程度かかることもあるようですが、閑散期に近距離で荷物が少ない状態での引越しをすれば数万で終わることもあります。
このように引越しは少しの工夫で大幅に費用が安くなるということは押さえておいて欲しいと思います。
それでももし貯金が足りないといった場合には親や知人から借りて、新居に入ってから返金するという方法も良いと思います。
引越し費用を貯金がないということでカードで支払う方も多いと思います。
しかし金額も大きいので、通常のカード購入よりも金利の支払いがしんどいです。
収入で後日確実に支払えるということであれば良いのですが、人生でそう何度もない引越しをカードで支払うという姿勢自体がどうかと思います。
借金というものは極力してはいけないもので、計画なく安易に借金をする姿勢は今回の引越しだけではなく後の人生にも影響してきます。
どうしても足りないという場合には、他社や他者に借金をするのではなく、親などにちょっとの間借りておくというほうが無難だと思います。
新居で必要な物を購入したい
引越し後も費用は発生することは多いです。
たとえばこれを機に家電や家具を購入しようというような場合です。
しかし貯金が十分にないということでの引越しですから、しばらく様子を見れば良いと思います。
冷蔵庫は最悪購入しなければ仕方がないかもしれませんが、それ以外はなくて生活は不可能ということはないと思います。
洗濯器がなくても手で洗えば問題ありません。
引越しの場合、業者に依頼しないと引越しできないこともあるので仕方がないかもしれませんが、優先順位を決めて必要な物やサービスに貯金を集中して使うという考え方でいくと良いでしょう。
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