このようなネット環境になっていることを売りにしているマンションもあります。
月額使用料も無料となっているところもあり、大変にお得感があるように思いますが、本当にお得かどうかについて紹介しておきたいと思います。
光回線対応のマンションとは？
通常一軒家などの場合、光回線を引こうと思えば自分たちでプロバイダーと契約をしなければいけません。
しかし光回線対応のマンションではマンションで一括でプロバイダー契約をしています。
そのため部屋に入居をすればその日からネット環境が整っているということになります。
なぜ月額利用料が無料なのか？
しかしこのようなマンション一括のプロバイダー契約も大家に費用が発生していることは間違いありません。
その費用を無料にするということも資本主義では難しいといえます。
それでも無料となっているということですが、結論からいいますと
「家賃や共益費に上乗せして徴収をしている」
ということです。
つまりこのように見れば大家がプロバイダー料金を支払っているのではなく、住人が分割して負担しているに過ぎないとなります。
結果として無料ではないといって良いでしょう。
やはり世の中にはフリーランチはないということです。
光回線対応のマンションの落とし穴
さてそれでも入居をしようと検討するような物件もあると思います。
しかし入居後にこんなはずではということもよくあるのが光回線対応のマンションです。
マンション自体が光回線の契約をしているということは
「そのマンションで使用できるプロバイダー会社は決まっている」
ということです。
つまり今まで契約をしていたプロバイダー会社と同じであれば良いのですが、違う会社の場合には以前のプロバイダーは解約をしなければいけないということです。
このようなときに解約はできますが、違約金が以前のプロバイダーから請求されることもあります。
どこのプロバイダーと現在契約しているかにもよりますが、その契約内容はよくチェックしてからマンションへの入居を検討しなければいけません。
工事費用がかかることもある
また通常は入居をしたときにすぐにＬＡＮ接続をすればネットがつながるというようになっています。
しかしケースによっては入居してから工事をしないとつながらないというところもあります。
この工事費用は自己負担のことも多いので、入居前に工事が必要かどうかは確認しておくべきだといえます。
ＡＤＳＬをそのまま使いたい
あとはあえて入居後も以前と同じＡＤＳＬでネットをしていきたいという方もいるかもしれません。
この場合、光回線マンションでも使用できることもあります。
入居前に確認しておかないといけないところで、ＮＴＴなどに連絡をしてそのマンションの住所でＡＤＳＬを使用できるか事前に確認しておきましょう。
ただ大抵の住所ではＡＤＳＬは使用できるといえますので、念のための確認という感じだと思って良いでしょう。
ただし料金的には光にしたほうが若干安くなることが多いと思います。
引越しを機に光にサービスプランを変更しても良いと思います。
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