引越しにおいては
- 整髪料
- 殺虫剤
- 塗料スプレー
など途中まで使用したスプレーを引越しで搬送したいということがあります。
高温注意の注意書きもあってダンボールにつめて大丈夫かどうかも心配になりますが、このような場合にどのように梱包、荷造りをすれば良いのかについて紹介しておきます。
もしスプレーが破裂したときにはどのような責任が生じるのか?
引越し中に引越し社のトラックに運送してもらっていて破裂することも年に何件かあります。
この場合、施主に損害賠償請求が行われます。
通常は引越し費用の何十倍の金額となることも少なくなく、基本的にスプレー類の危険なものの引越し社への依頼はリスクがあるといっても良いでしょう。
特に長距離の引越しはなおのこと、旧居でゴミとして処理してしまうということのほうが無難かもしれません。
近距離の引越しではスプレー類を詰めたダンボールをガムテープ等で封をせずにそのまま引越し社のスタッフに提示して、搬送できるか判断を仰ぎましょう。
(封をしないで判断できるようにしておいてください)
スプレー類の梱包について
まず蓋があるものはしっかりと蓋をしてダンボールに梱包していきます。
蓋がないものもあるかもしれませんが、この場合は蓋がないまま梱包しておきます。
ライターなど火の気があるものも同じダンボールに梱包する方もいますが、違うダンボールにしたほうが良いと思います。
どちらにしても上記にも紹介しましたが、近距離での引越しはともかく、長距離の引越しではスプレーは旧居で処理するというほうが良いかもしれません。
万一の場合、高くつく引越しとなってしまわないとも限りません。
スプレー類の処理方法
基本的には自治体によって処理方法は異なります。
詳しくは引越し前に管轄市町村に照会しておいてください。
ごみ清掃の方の破裂事故による負傷も年に何件か起こっているからです。
- まずはスプレーを使い切ること
- 使い切ったと思っていてもエアーが残っていることがあるので最後まで噴射
- スプレー缶に穴を空ける
処理方法としてはこのようになります。
ただし市町村によっては使い切りまでで処理を良いとしているところもあります。
この場合には穴は空けずにごみに出します。
スプレーに穴を空ける器具は100円ショップはホームセンターでも入手できます。
空輸でのスプレーの取り扱い
みなさんも高い山(たとえば富士山など)に登ったことがあるかもしれません。
麓で購入したポテトチップスの袋が膨らんでいたということがありますが、空輸の場合にはこの気圧の問題に影響を受けます。
そのため空輸の場合、スプレーの搬送を断られることもあります。
この場合、
- 陸送や船でスプレーなど空輸できないものを別便で搬送する
- スプレーの運送はあきらめて新居でまた購入する
といった方法が考えられます。
この場合も契約をした引越し社に話すことで相談し、解決方法を提案してくれると思います。
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