引越しでは同時にハウスクリーニングをしたいという場合もあります。
- 旧居のハウスクリーニングをして敷金返金額を増やしたい
- 新居のハウスクリーニングをして快適に生活したい
などというようなこともあるわけですが、問題としてはどの業者に依頼するのがベストかということです。
技術力も、また費用もかなりの差があるのがハウスクリーニングですから、業界の裏側も知った上でハウスクリーニング業者の選択をしていきましょう。
ハウスクリーニングをすれば敷金の返金額は増えるのか？
賃貸マンションなどでは敷金の返金についてトラブルになることは多いです。
その理由としては
- 大家または借主が法律を知らない
- 大家が法律を守らない
というようなものがありますが、結論からいいますとハウスクリーニングを専門業者に依頼すれば敷金の返金額が増える可能性があります。
ただもともと日焼けなどの自然劣化については貸主負担であり、たとえばカーテンやクロスなどの日焼けは敷金を返却しない理由とはならないということなどは知っておくと良いと思います。
また減価償却という税制のルールではクロスなどは6年でほぼ無価値になります。
つまり自然劣化でなくても6年以上入居していて汚れている場合にはやはり貸主負担となりえるということもあります。
参照
ハウスクリーニングはどの業者に依頼するべきか？
ハウスクリーニング業者も単体で営業をしていますが、それも1つの方法です。
また技術的にも問題ないところも多いのですが、個人的には引越し業者をおすすめします。
その理由としては
- かなり前から引越し業者ではハウスクリーニングを請け負っていて、技術力も上がっていること
- 引越しと一括して契約するので費用も安くなるから
というものなどがあります。
ここで誤解のないように言っておきますとこの場合の引越し業者とは、大手の引越し業者のことです。
さすがに大手でなければハウスクリーニングまで手が回っていないところもあるので、その場合にはハウスクリーニング専門業者のほうがおすすめできると思います。
ちなみに引越し業者での大手とはサカイ、アリさん、アートなどを指しますが、それぞれの技術力や得意分野は若干違っています。
この点は以下のページで詳しく解説していますので、マンションか一戸建てかなどでケースに応じた業者選択をしてほしいと思います。
参照
新居のハウスクリーニングは証拠収集も必須
新居が賃貸という場合には特に入居時の家の状態も写真に撮影して証拠として残すことが良いでしょう。
というのも
- 入居後に欠陥が見つかる場合もある
- 入居後の期間が長いほど管理会社に伝えても、入居者の責任にされてしまうことも多くなる
ということで損をしてしまう場合も多いからです。
新居のどのあたりを撮影するべきかなどは以下のページで解説をしていますので参考にしてほしいと思います。
参照
特に賃貸で入居したばかりですでに汚れているというマンションなどはこの証拠収集をしておくと良いでしょう。
そんなところに限って、退去時には最初からあった汚れもあなたの責任として敷金の減額理由としてくることも多いです。
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