20歳になれば国民年金などには加入となるので引越しでは年金手帳の住所変更の手続きもしていかなければいけません。
- 自分で国民年金をかけている
- 会社などで厚生年金に入っている
とパターンごとにこの手続きは違いますので、自分がどちらに該当するのかによって手続き先が変わるので注意して欲しいと思います。
引越しでの年金手帳の住所変更手続き先
年金には
- 第1号被保険者 自分で国民年金に加入している人
- 第2号被保険者 会社などで厚生年金に加入している人
- 第3号被保険者 夫が第2号被保険者でその扶養に入っている人
に分かれます。
第1号は市町村あるいは年金機構で住所変更の手続きを行います。
この場合には年金手帳と印鑑を持って手続き先に行くと必要書類を記載することで住所変更ができます。
一方で第2号と第3号は年金に加入している会社の人事や総務で手続きを代行してもらうようになります。
こちらの2号と3号については特に必要書類などはありません。
会社の指示に従って必要と言われたものがもしあれば提出することで年金手帳の手続きが行えます。
引越しで複数の年金手帳が出てきたときにするべきこと
就職、転職の関係でなぜか引越し時に年金手帳が複数出てくることもあるようです。
基本的に1人に1つが年金手帳ですが、複数ある場合には
- 年金記録が二重になっている可能性もある
- どちらかが廃棄するべき年金手帳になっている
という場合もあります。
複数の年金手帳を持って年金機構で記録照合してもらい、廃棄あるいは合体をしてもらうことが必要となります。
間違っても自分の判断で勝手に廃棄してはいけません。
最悪の場合には、自分で支払っている年金記録を損してしまう場合もありえます。
年金手帳の住所変更を長期間忘れていたら給付の損になる?
しばしばあるのが引越しして数年間、年金手帳の住所変更をしてこなかったというパターンです。
心配するのが住所変更をしていなかった期間は将来の年金給付の基礎に含まれないのではないかということだと思いますが、結論からいいますと気づいた時点で住所変更すれば問題ありません。
第1号、第2号だと忘れないことが多いですが、特に第3号になっている場合には年金手帳の住所変更手続きを忘れてしまうことも多いようです。
年金手帳の住所変更は引越しでバタバタすると忘れてしまうことも多いのですが、新居に入れば速やかに行いましょう。
年金手帳の手続きとともに行うと便利な手続き
年金手帳以外にも引越しでは行うべき手続きがいくつかあります。
今回の年金では市役所に手続きに行く第1号被保険者だと他に
- 転入届
- 印鑑登録届
- 国民健康保険の資格取得届
- 児童手当の認定申請
などがあります。
同じく市役所で行うべき手続きでうから一気に行うと手間を省くことができるでしょう。
ちなみに転出届は旧居の市役所で行っているので、年金手帳の住所変更時には行うようにならないはずです。
他に市役所以外で行うべき手続きについては以下のページにまとめています。
参照
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