エアコンやクーラーを旧居に残すという場合もありますが、
- 新居にクーラーがついていない部屋がある
- 旧居のクーラーの性能が気に入っている
という場合には引越し時に搬送するということになります。
当然引越し業者に依頼する場合には業者にこのクーラーや室外機の搬送も依頼するかと思いますが、自分でやる場合にはかなり苦労するかもしれません。
特にフロンガスを放出すれば違法行為となるので法律的な観点からも室外機の搬送には注意しなければいけません。
室外機の取り外しで注意するべきこと
冒頭でもいいましたが、室外機の取り外しはかなり技術が必要です。
フロンガス漏れが一番怖いのですが、それがないと確認するまでの作業でも以下のような多数の手順が必要となります。
- 室外機の2本の配管パイプを確認する
- 六角キャップを外す
- 六角レンチで強く締める
- 冷房を運転状態にして太いほうも六角レンチで締める
- 電源コードを抜く
- 細い配管のほうを軽くゆるめる
- この状態でガスが出ていなければガス漏れの危険性は少ない
要は配管をしっかりとガス漏れのないように締めることが必要というわけですが、したことがなければあまり個人でしないことをおすすめします。
フロンガス漏れは大気上層に悪影響を与え、環境破壊になります。
地球の将来のためにも無責任な引越しはしないほうが絶対に良いでしょう。
クーラーの室外機の搬送は引越し業者も専門外?
通常、引越しとなれば業者に依頼することが多いかもしれません。
しかし
- クーラー
- 冷蔵庫
- 洗濯機
では特殊な作業を引越しでは必要とします。
またそれをしなければ家電の故障にもなりますし、さらに新居を破壊してしまうことにもなります。
クーラーの取り外しもガス漏れを上記のように起こす可能性もありますし、また新居での設置でも下手な取り付けをすれば新居の壁が水浸しとなることもあります。
放置しておくと大量のカビが繁殖することもあり、この場合の修理費はかなりの金額となってきます。
以下のページでも説明をしていますが、引越し業者と契約をしたときには下請けの電気屋さんにクーラーや室外機の引越しは丸投げとなることも多いです。
下請けということでいい加減なクーラーの搬送と設置になることもあり、ややトラブルになるケースも聞いています。
要するに引越し業者の下請けの電気屋さんにはあまり工賃が入らないので、作業に手を抜くところもあるのが原因となっています。
参照
「エアコンやテレビや洗濯機の新居での設置は引越し社に行ってもらえるのか?」
クーラーと室外機の引越しでのベストな方法
自分たちで引越しをするという場合には
- 強引に室外機も自分たちで運ぶ
- 購入した電気屋さんに依頼する
- クーラーの引越しは諦めて新居で買い直す
という方法となります。
このページでも記載していますように1つめの方法はおすすめしませんが、クーラーや室外機についてだけは専門の業者を通すほうが良いと思います。
またここまでできないという場合には引越し業者と契約してしまうという方法もあります。
室外機の引越しは上記のように多少問題となる場合もあるので、ノウハウのあるところと契約したほうが良いでしょう。
大手引越し業者を中心にして業者選定をするか、また以下のページにあるエアコンの引越し専門業者にエアコンと室外機の移設のみ依頼すると良いでしょう。
参照
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