引越しの費用が決まるのはいくつかの要素からなっています。
その中に移動距離という項目があり、隣の市への引越しとなれば基本的に割増料金の対象とはならないことがほとんどだと思います。
ですが引越しの費用とは一般の人にとって計算方法が非常にわかりにくいかと思いますから、計算方法をプロ視点から説明していきたいと思います。
隣の市への引越しでの4つの費用項目
まず引越し費用のグランドデザインについて説明をします。
- 引越しのタイミング
- 移動距離
- 荷物量（トラックの大きさと台数）
- 引越しスタッフの人数
このような要素で引越し費用とは決まってきます。
今回の引越しでは移動距離については無視できるので、後の項目について説明をしていきます。
隣の市への引越しと繁忙期
引越しでは
「3月下旬から4月上旬」
が繁忙期となります。
あと他の時期でも小さな繁忙期はありますが、一年で一番大きな繁忙期はこの春先になります。
費用的にこの繁忙期には通常時期の3倍超となります。
従って引越し費用を安くする最大の効果的な方法とは閑散期に引越し時期をずらすというものになります。
隣の市への引越しと荷物量での費用相場
見積もりの時点でおよその
- 部屋数
- 部屋の大きさ
- 家族数
などから荷物量を割り出します。
その後必要なトラックの大きさや台数を計算するとなります。
以下のページでそれぞれの部屋の広さについての想定されるトラック費用について説明をしています。
- 単身 2万～4万前後
- 2人 4万前後
- 3人 6～8万前後
- 4人 10万前後
- 5人 20万前後
と概算計算することが可能となります。
参照
「プロの計算！引越しでトラックが足りない、不足をなくす計算目安」
隣の市への引越しとスタッフの人数
引越しで必要となるスタッフとは運転手（ドライバー）と作業員になります。
各社の運営体制もあって人数は多少上下しますが、ざっと家族数と同人数のスタッフ以上は必要となります。
スタッフの費用はおよそ7500円から8000円程度といえます。
つまり
- 単身 1～2人分で1万5千円前後
- 2人 2万前後
- 3人 2万5千円前後
- 4人 3万前後
- 5人 4万前後
は必要となります。
ただし引越しスタッフの人数が多いほど作業は早く終わりますので、本当は家族数にプラス1人くらいでも良いのです。
となれば上記の費用からもう1人分くらいのスタッフ費用を上乗せしてもまだ妥当といっても良いかもしれません。
隣の市への引越し費用の相場まとめ
| 単身 | 3～5.5万前後 |
| 2人 | 6万前後 |
| 3人 | 8.5～10.5万前後 |
| 4人 | 13万前後 |
| 5人 | 24万前後 |
というのが隣の市への引越しでの相場ともいえます。
見積もりを取っていれば何となく相場と比較して高いのか安いのかが判断できるかと思います。
ただし繁忙期では3倍超となるのは隣の市への引越しでも同じです。
ですので上記の費用の3倍超として繁忙期の場合には相場は割り出してほしいと思います。
隣の市への引越しを安くする方法
隣の市への引越しということで安いだろうと思っていると案外予算オーバーという場合もあるかと思います。
その場合には
- 繁忙期から時期をずらす
- 3社をピックアップしある順番で見積もりを取る
という方法でも安くすることができます。
タイミングをずらすのが効果的ですが、仕事の関係でずらせないという場合には2つめの方法を採用していきましょう。
詳しくは以下のページで説明をしていますが、引越し業界では有名な効果的な節約方法となっています。
参照
最安値の引越し社を簡単に探す方法
- 一括見積もりをする
- そのうち3社を自宅で荷物量を見てもらいながら正式見積もりをする
- 1社と契約する
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