引越しでは見積もりから契約というような流れがありますが、
- 先に見積もりをしたところとすでに仮契約
- その後の業者とも契約してしまう
というようなある意味での二重契約ともなってしまうこともありえます。
特に依頼者が気の弱い人などであれば可能性は高いのですが、断り方というのはそこまで考えなくても良いと思います。
むしろ二重契約を逆手にとって見積もりを安くした状態で上手に断るという方法もありますので、その方法について説明をしておきたいと思います。
最初の引越し業者からダンボールを受け取ってしまった
引越しでは見積もり後にダンボールをおいていくという流れがあります。
また概算の見積もり書もあったりして、正直断りにくくもあります。
引越し業者から見積もり担当者も無料で来てもらっているという負い目もあるでしょう。
ただ引越しではキャンセルするタイミングというものがあって
「前日まではキャンセルできるものの、2日前以降だとキャンセル料がかかる」
というようになっています。
参照
おそらく見積もりを取った時点ではこのキャンセル料が発生するような時期にまでなっていないと思いますから、特に慌てる必要もありません。
二重契約をスムーズな断り方
二重契約となった場合には、本当に契約したい引越し業者に連絡をしましょう。
あるいは見積もり時点でも構いませんが、話をします。
- すでに見積もりをした他社があってダンボールを預かっていること
- 貴社で引越しはしたいこと
この2点を伝えるとダンボールを回収してくれて、その契約しようとしている引越し業者がその他社のダンボールを返してくれるはずです。
通常は依頼者自身がそのダンボールを返却するのですが、郵送費用がかかるのでこのほうが良いと思います。
この流れで二重契約は解消されていますし、問題にならないはずです。
お得になる引越し業者の断り方
上記でもまったく問題ありませんが、さらにお得になる断り方というのもあります。
- 先に契約してしまったA社 12万
- 後で契約してしまったB社 10万
二重契約となる場合には上記のように後のほうが比較的安い見積もりが出ている場合が多いかもしれません。
このままB社にダンボールをA社に返却してもらうと10万のままですが、後1社だけ別の業者に見積もりを取ります。
それをC社としましょう。
C社に見積もりを来てもらったときにB社の見積もりを提示します。
すると9万などとBよりもさらに安い見積もりが出てくる場合が多いと思います。
このままC社には検討させてもらうとして引き取ってもらいます。
そしてB社に連絡を最後入れて、C社の9万という見積もりを提示します。
こうすれば
- B社の見積もりは8万台といったさらに安いものが出てくる
- 同時にA社のダンボールも返却してもらえる
というように値下げとダンボールの問題が一挙に片付きます。
これが引越し業界に精通した者の行う本当の見積もりの活かし方です。
詳しくは以下のページでも説明をしていますが、引越し業者はライバル心をそれぞれ持っていますから、それを刺激するような上記の見積もりの取り方で何割か費用を下げる方法もあるわけです。
参照
C社を無難に断る方法
最後にC社への断りの連絡が残っています。
この場合には
- 基本は電話で断りの連絡をする
- 苦手ならメールでもOK
- 基本は電話で依頼したなら電話で、メールで依頼した場合にはメールで
となります。
時期によってはしつこく断りの理由も聞かれることもないかと思いますから、そこまで身構える必要もないと思います。
どうしても苦手という場合にはB社に相談して、代理で断りの連絡をしてもらうという方法もありかと思います。
実際にそんなお客さんも過去に何回かいました。
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