近距離という引越しは割合多いのですが、中でも単身となれば荷物もかなり少ないはずです。
より簡単い引越しができるはずと思いがちなわけですが、思わぬ落とし穴もあります。
単身近距離の引越しで知っておいてほしいこととともに、業者選定の方法についても説明をしたいと思います。
単身近距離だと自分でも引越しできる?
近距離という場合には自分たちで引越しをしてしまうという場合もあります。
この場合には
- 荷物量
- 旧居と新居の状態
などによっては自分で行っても問題ない場合もあります。
旧居から荷物を出す、また新居に搬入するという場合に階段が多い、運びにくい荷物があるなどが最大のネックです。
引越し社だとクレーンを活用し、窓から一気に搬出、搬入するという専門的なテクニックもありますが、自分たちだとどうしてもこのような機材がないので支障が出る場合もあります。
- 新居あるいは旧居に傷をつけてしまう
- 荷物が損傷する
- 親戚や友人に協力を依頼すれば案外その感謝のもてなしで経費がかかる
などといったことがなさそう、あるいは問題視しないという場合であれば自分たちで引越ししても良いと思います。
参照
「親戚や友人や後輩に引越しを手伝ってもらったときのデメリット」
単身近距離だと赤帽で十分?
自分たちで引越しできない場合には赤帽を活用するという場合も多いかもしれません。
たしかに荷物が少ない、かつ大きな荷物がないという場合には赤帽は最安値といって良いでしょう。
しかしデメリットとしては
- 大きな家具や家電があれば運べない
- 自分も引越しを手伝う必要がある
というものなどがあります。
赤帽のトラックは高さが130センチほどですから、大型家電や家具は運べません。
横に寝かせば十分なような気もしますが、横に入れるとトラックがすぐに一杯になり、他の荷物が入らないという場合もあります。
赤帽のトラックを二台契約すれば良さそうなものですが、そうすると通常の引越し業者よりも料金がかえって高くなる場合もあります。
この点、赤帽に依頼するべき人とはほぼ高さが130センチを超える荷物がないという場合の引越しをしたい人に限られるといっても良いでしょう。
参照
「赤帽では自分たちで荷物を運ばないといけないデメリットがある」
「赤帽、JR貨物、航空貨物で引越しをすることでのメリットとデメリット」
単身近距離の引越し費用の相場
では引越し業者に単身近距離を依頼すればどの程度になるのかということですが、
- 荷物量
- 引越しのタイミング
- 引越しスタッフの人数
- トラックの大きさ
このような要素で引越し費用は決まってきます。
単身の場合にはまず1トン、2トンショートといった最低ランクのトラックで十分です。
2トンショートだとトラック代は2万前後です。
参照
「プロの計算!引越しでトラックが足りない、不足をなくす計算目安」
あとのスタッフの人数も荷物が少ないので1~2人で大丈夫で、1万5千円前後というところです。
閑散期だと3万超で単身近距離の引越しができるということになります。
問題は引越しのタイミングです。
- 3月下旬~4月上旬
- 土日祝
これらが引越し社の繁忙期です。
特に3月下旬~4月上旬だと引越し費用は3倍超になってきますので、単身近距離でも10万を超えてくる場合もあります。
単身近距離の引越し費用を安くするコツ
単身近距離ではまず可能な限り引越しのタイミングを安い時期にすることがベストです。
また見積もりも上手に相互けん制させて引越し社から値下げせざるを得ないと思わせなければいけません。
ただもっと安くではそう簡単に安くなりませんし、安くなったと思っていても実は相場よりも高い契約をしてしまっているという場合もあります。
- 3社を候補に選択する
- ある特定の順番に並べてその順に引越し社から見積もりを取る
- 契約したい引越し社にその3つの見積もりの情報を提示する
という手順で引越し費用は安くなります。
この内容については以下のページで詳しく解説をしていますので、単身近距離の引越しで損をしないように参考にしてほしいと思います。
参照
最安値の引越し社を簡単に探す方法
- 一括見積もりをする
- そのうち3社を自宅で荷物量を見てもらいながら正式見積もりをする
- 1社と契約する
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