引越しにおいてはトラックの大きさや台数は費用算定の重要な目安となります。
通常は見積もりの段階で
- 部屋の広さや数
- 家族数
などを概算で確認し、これによってトラックの大きさと台数を決められるはずです。
ただし見積もり担当者が経験不足であったりすればトラックが足りない、不足するということはあるものです。
このようなトラックがもし足りない、不足するというような場合にはどのようになるのかについても記載をしたいと思います。
引越しのトラックの大きさ
例外はありますが、引越し用のトラックの大きさというのは相場があります。
トラックの種類 | 想定家族 |
1トン | 単身者でワンルーム用 |
2トンショート | 広めのワンルーム、1Kや2K |
2トンロング | 2K、2DK |
3トン | 荷物が多い2K、2DK |
4トン | 3K |
4トンロング | 荷物の多い3K |
10トン | 5人家族など |
よくあるのはこのようなトラックです。
これを見ればおよそ自分の引越しで必要なトラックがわかるかと思います。
それぞれのトラックの費用としては1トン=2万と計算すれば良いでしょう。
たとえば4トンだと8万などが相場といえます。
あとは
- 2トンショート 2万前後
- 2トンロング 3.5~4万前後
というような相場もあります。
トラックの大きさと部屋数などですぐに必要なトラックの台数がわかるようになっていますので、見積もりでは細かい荷物数のカウントをしないとなります。
単身者の引越しの場合には電話のみでの見積もりとなることが多いでしょう。
その場合には荷物量も確認しないで大丈夫かと不安になるものですが、上記のように家族数などを聞くとおよそ必要なトラックというのはわかるようになっています。
参照
引越し社のトラック計算は絶対に正解か?
上記のようにあくまでも概算のトラック台数の算出となります。
ですのでごくまれにですが、当日に旧居で荷物を積み込むと乗り切らないということはあるわけです。
この場合に
- 追加のトラックのチャーター費用が追加請求となるのか?
- トラックを回す時間も必要となるのか?
ということは問題となります。
引越しでの追加トラックの回送の費用
結論からいいますと大手の引越し社ほど引越し予定宅の近くに予備のトラックを配備しています。
中小だとそこまでネットワークがないかもしれませんが、そのトラックにすぐに連絡をするということで意外と時間はかかりません。
また費用についても基本的には見積もり費用の中でやりくりするのが普通です。
というのも
- 見積もり時点のトラックの計算を引越し社がミスをしている
- もともとこのようなトラック計算をミスすることも含めて見積もりを出している
という場合が多いからです。
ただし大手の引越し社でも追加のトラック費用を請求してくるという場合もあるかと思いますが、その場合には言うことは言わないといけません。
- すでにある契約書や見積もりではトラックの台数が決まっていること
- 追加もありえるとは聞いていないこと
これらを伝えれば追加トラックを無料、あるいは格安の料金で回してくれるはずです。
参照
「引越し社の見積もりミスでトラックに荷物が載らなかったときは追加料金が発生する?」
トラックが足りない、不足をなくすために行うべきこと
とはいっても当日に追加費用などで話もしたくないですし、スムーズに引越しもしたいところです。
このような事態をどうすれば防げるのかということですが、
- 自分でも上記の表を目安に必要なトラックをある程度計算すること
- 明らかにトラックが足りない、不足するようであれば引越し社に明確に伝えること
- それでも引越し社がトラックについて改善しない場合にはさらに強く話をすること
ということです。
3つめの「強く」というのは喧嘩腰になってという意味ではありません。
複数回トラックについて引越し社に疑問を投げかけるという意味で、これによって引越し社に計算ミスを印象づけても良いでしょう。
この印象で当日仮に追加トラックが必要となった場合でも、追加請求が来にくくなります。
最安値の引越し社を簡単に探す方法
- 一括見積もりをする
- そのうち3社を自宅で荷物量を見てもらいながら正式見積もりをする
- 1社と契約する
入力は1分で手軽に業者を比較して見積もりができます。
さらに引越し達人で引越しをすれば最大で55%オフの特典もあります。